コマークラス

２００８年　５月１１日（日）　開催　あづみ野チャレンジカップ　第２戦

ＳＦクラス

ＳＯクラス

ＳＳＯクラス

ファステスト　１　熊谷　悟　　４５．７９５　　８周目

コマークラス

第２戦は朝から、雨模様となりました。例年とは違い３月辺りの様な気温となりました。タイムトライアルから、好調だったのは昨年チャンピオンで前回優勝の熊谷選手でした。レイン路面では、主にマシンの差は付きにくく、ドライビングテクニックの差が出やすいと言われています。チャンピオンの意地を見せ付けてくれました。その後に中澤選手がコンマ３秒遅れで続きます。予選１では中澤選手を植松選手がパスしました。後続では筒井選手が好スタートを見せ大谷選手を抜くものの５コーナーでパスされてしまいました。予選２では雨が止み徐々にドライ路面に近づいていきました。中澤選手を清水選手が抜きジワジワと後退してしまいました。決勝では熊谷選手は好スタートからトップを独走し逃げ切り優勝ました。４位まで落ちてしまった中澤選手は清水選手をスタートでパスし１つ順位を取り戻しました。次戦は熊谷選手を止めることが出来るのでしょうか。

ＳＦクラス

今回のＳＦクラスは前戦より増え、７台となりました。タイムトライアルでは平林・羽生田・菅沼選手らが４５秒１で１００分の１秒差で３台並びました。予選１ではスタートして間もなく、羽生田が３コーナーでスピンしてしまいました。続いて柳沢選手も５コーナーでスピンしてしまいました。予選２では、４位走行の小池選手が６位まで落ちてしまいました。１位走行の平林選手は２位走行の菅沼選手をじわりじわりと離していきました。レースの組み立てがとても上手いようです。決勝では、乾きだす路面にポイントを絞り平林選手だけが４１秒台を出し逃げ切りました。２位走行の菅沼選手はズルズルと後退してしまい、羽生田・柳沢選手がラストスパートでジャンプアップし、表彰台を獲得しました。子供たちの成長をこれからも期待したいと思います。

ＳＯクラス

今回のＳＯクラスは１３台になり、波乱の予感が漂います。ＳＯクラスでＴＴより好調だったのは、ＳＦクラスとダブルエントリーの平林選手でした。その後に１０台が４５秒台に入り、１秒の中での接戦となりました。予選１では、スタートより大混戦になるもののスピンやクラッシュはあまり見られることは有りませんでした。１０番手スタートの北平選手が５番手までジャンプアップしました。１位の平林選手は巧みなドライビングテクニックによりスタートよりジワジワと離し逃げ切ります。よせん２では、２位走行の矢嶋選手が順位を２つ落とし、清水選手・北平選手が２位・３位と平林選手を追います。平林選手をジワジワと追い詰めていくも、抜くことは出来ませんでした。決勝では、スタートより清水選手・北平選手が狙っていきます。北平選手が５コーナーで清水選手に仕掛けると後ろで機会を伺っていた矢嶋選手が脅威の２台パスをしました。その後、焦りを見せてしまった清水選手が２コーナーで痛恨のミスにより、スピンをしてしまいました！矢嶋選手が北平選手を押さえ込む形となり、平林選手は逃げ切りチェッカーを受けることとなりました。ＳＯクラスもレベルが高くなっています。

ＳＳＯクラス

ＳＳＯクラスは途中参加の選手も合わせ１３台となりました。タイムトライアルでは、他の選手よりもコンマ３秒速いタイムを叩き出したのは、昨年ＳＯチャンピオンの竹村選手でした。ただ一人、４３秒台に入れてきました。続いて伊藤・斉藤選手が４４秒フラットで１００分の１秒の争いとなりました。予選１では、スタートより伊藤選手が順位を落とし、斉藤・柳沢選手が順位を上げていきます。７位スタートの名取選手もスタートよりスパートをかけ、３位まで浮上します。予選２では３位スタートの名取選手が竹村選手をパスし、トップに立ちました。２位スタートの柳沢選手が２つ落とし、斉藤選手が２つ上げ、上位では目まぐるしく順位が変動します。決勝では、後続より寺島選手・和合選手がジャンプアップしてきました。４位スタートの斉藤選手が勝負強さを見せトップまで浮上し実力で優勝を獲得しました。所々で勝負が有る激しいレースとなりました。観戦だけでも楽しいので、興味のある方はご来場ください。