エコレース 主なルール
*給油はスタート前の1回で1リットルのみ
*ガソリンを使い切った所までの周回数か
2時間の制限時間 で終了した周回数で勝敗が決まる
(同一周回の場合は距離も測ります)
*エントリーは1台で1名登録、ピットマンは可、
*エンジンはKTワンメイクでリストリクターは自由
*タイヤはBS07若しくはダンロップYRA−1
*2度目の押しがけはペナルティー1周減算
*スタートはスタートラインからの押しがけ
遊びとは言っても、参加者全員が本気で優勝を狙っています。
タイヤはどちらで行くのか、キャブセットはどうするのかなどお互い探り合いをしながらマシンを組んでいきます。
どうやら、全車YRA−1を選択したもようです。
前日にテスト走行をした人もいましたが、およそ30周前後で
燃料が終了していました。
燃料はまずキャブに繋がっている燃料ホースを抜きそこから出る燃料を全て抜きます。そして、写真の真ん中下辺りに写っているオイルの1リッター缶を使い給油します。
手を振るくらいの余裕な走行をしている中真っ先に止まってしまったのは、最低速で
走行していた平林選手!
どうやらガソリンが濃すぎた様で
24周を周回し、最終コーナーでストップしました。
寒いので、すぐにコースから出て、暖をとりに向かいます。
初開催のエコレースはかなり楽しいレースということが実証されました。
とにかく楽しくて笑ってしまいます。嘘ではありません。そしてなによりキャブの特性・調整が勉強になるレースです。あづちゃれに実用ができると思います。
来年はレンタルカートの2時間耐久の後に実施されると思われます。
ぜひ参加して頂くことをお勧めします。来年をご期待下さい。
◆ | エコレース | |||
NO. | 氏 名 | チ ー ム | LAP | 結果 |
1 | 望月 良泰 | チーム・みちこ | 82 | 1 |
2 | 菅沼 恵嗣 | チーム・みちこ | 68 | 2 |
4 | 伊藤 裕二 | チーム・みちこ | 41 | 3 |
3 | 市川 勝英 | チーム・市川 | 39 | 4 |
5 | 平林 憲一郎 | チーム・みちこ | 24 | 5 |
この日の天気は若干の日がさしているものの雪がぱらついて、
気温はかなり低めです。
全員、防寒対策はしてきたようでスキー用のグローブをする人もいれば厚手のジャンバーを着てきました。足首も寒いので、厚手の靴下も欠かせないですね。
いつもは全開で走るので、体が熱くなりますがゆっくりと走るので
寒さがこたえます。
さぁ、いよいよスタートですがスタートラインに並びみんなで押しがけをしあいスタートしました。
みなそれぞれスピードは違いますが、どのくらいで進むのが燃費がいいんでしょう。
結果が楽しみです。
ビレルに乗るチームみちこの
望月選手です。
コスミックに乗るいつも車検長を
やってもらっている
管沼選手です。
こちらもコスミックに乗るおなじみ
チーム市川の市川選手です。
次に止まったのが、終始低速走行を続けた伊藤選手!
写真にもあるよう、ガソリンは若干残っていたのですが、なぜかストップしてしまいました。41周で何とか市川選手を抜き4コーナーで、ストップしました。
そして、残るは2台となり、サドンデスとなりました。
望月選手は確実に周回を重ねます。その後を管沼選手が追う
形となり、どちらが勝つのか楽しくなってきました。
終了した人たちは、笑いながら様子を見ていました。
スタートは10時50分からのスタートとなったので、
残り時間は15分!はたして管沼選手は追いつくことが出来るのでしょうか。急がないと時間が終了してしまいますよ。
終了時間残り5分前で望月選手が82周と予想をはるかに上回りストップしました。
絶えず中速で1番速く走行していた望月選手が
きっちりとガソリンを使い切り職人的な仕事を終えました。お見事!
そして、ついに制限時間の2時間がたち、管沼選手はガソリンを残しチェッカーとなりました。キャブの調整と速度調整を頻繁にしていた管沼選手は
最後スピードを上げてきましたが、間に合いませんでした。時間が有れば
どうなっていたのかは分かりませんが良い勝負になっていたのかもしれません。ガソリンを使い切れるかも勝負の鍵になったけっかとなりました。
結果は望月選手が圧巻の82周で勝利となりました
賞金の1万5000円は望月選手のポケットへしまわれました。あづちゃれとエコレースで2冠を達成した
望月選手おめでとうございます。
1年通してカート職人の技を見せて頂きました。